Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

そして、私たちの「居場所」について。

【予算】=家づくりを成功させたかったら、間取り図を描くのをやめて、「家」をめぐる旅をしなさい。

// 漢字もひらがな、カタカナも、もとはといえば縦書きで記されることを前提にデザインされた文字です。しかし、このブログがそうであるように、いまや日本人の誰もが横書きでメッセージを表わしている時代。日本語、編集の原点を辿ると、家づくりにも意外な…

【動線】=【太く】=幅をとる、【短く】=短距離で移動できること。

// 家づくりの際、大切なキーワードの一つに動線計画があります。動線とは、文字通り動く、つまり移動するための経路。寝室とトイレが離れている、キッチンと洗濯機置き場に移動するたびに、複数の角を曲がる、などは動線がよくないといういわれ方をします。…

【夜と霧】=人生が私に何を期待しているのか。 「創造する喜び」を別の世界への通路として紡ぐ意味について。

// 読書の際、気になった文章は2Bの鉛筆で線を引きます。すごい話だ、上手な表現だなあと思った部分が多いときには、ページの端を折ります。ですから、書棚にある本は全てボロ雑巾みたいになってしまいます。読み終えると、線を引いたり、端を折ったページ…

【微気候】=誰でもできる、ひと工夫。庭から家の中まで「涼」を導く、「パッシブデザイン」を実践してみる。

// 気候には、大・中・小、そして微気候があります。微気候というと難しく聞こえますが、わかりやすくいうと、庭や樹木、植物などがある地面近くで発生する気候のこと。私たちのごく身近にある小さいけれども確かな気象でもあり、これを利用すると自然で心地…

【用と美】=「もっと」をあきらめると、もっといい空間、もっといい人生になっていく不思議。

// もう少し時間があったら。あと1万円給料が増えたら。あと3センチ背が高かったら。あと100年健康で生きられたら。もう少しお金持ちの彼だったら。しかし、その「もう少し」がなかなか得られないのが私たちの人生。そればかりか、毎日が締切や制限だらけ…

【仏壇】=新しい時代の、新しい家での、新しい仏壇の考え方。

// 仕事で新築の家におじゃましますと、仏壇のない家、仏壇の代わりに簡単な祭壇を設けた家が増えていることに気づきます。核家族化、少子高齢化、狭小な家が増えている影響ともいえますが、私たちの家づくり、先人たちへの思いは、どんなふうに変わっていく…

【設計】=「時間」を「場面」に置き換え、間取りやデザインを考える方法。

// 目に見える「線」で間取りを描くことも一つの方法。さまざまな暮らしの「時間」から「場」を想像し、そこから間取りのキーワードを可視化することも、設計を考えるうえでは大切なことです。 Contents. 間取り図の概念を壊してみる 時間のバリエーションを…

【アンネの日記】=あと少しの背伸びをするだけで手が届きそうだった、彼女と家族の「居場所」。

// アンネという言葉を目にしたり、耳にするだけで、胸が苦しくなり、少しだけ暖かくなります。極限ともいえる恐怖のなかにあってもなお、日記を綴り、言葉の中に、夢を描き続けた少女。彼女のことを思い起こすたび、人間の持つ可能性と、恐ろしさを同時に感…

【通風】=心地よい風が抜ける「家」と風通しのいい「人間関係」、これだけの共通点。

// どんなに空調設備や換気システムが進化しても、窓を開けたときに感じる自然の風の心地よさにはかないません。高断熱・高気密住宅がスタンダードになっても、四季折々の風が感じられる家が素敵です。家を抜ける風、注目のパッシブ換気、風通しのいい人と人…

【断捨離】=迷ったらゴミ、古いのはゴミ、ときめかないモノはゴミ。大掃除がいやだったら小掃除!

// どんな本を読んでも、どんな方法をテレビで学んでも、結局、身の回りには捨てられないモノばかり。星の数ほど整理整頓のノウハウはあるのでしょうが、毎回、自分の目標を達成できずに落ち込んでしまうのです。諦めてはなりませんが、大きすぎる目標も問題…

【子どもの自立】=もっと甘えていいんだよ。思う存分の依存を経ずして、子どもは親から巣立つことなんかできない。

// 子育ての最中、甘えや依存というと、あまり聞こえがよくないように思われがちです。自立というと、ちょっとカッコがつく気がするかもしれません。しかし、子どもにとっては「おなかいっぱい」というほどの依存が必要な時期があります。そんな自立と依存を…

【パーソナルスペース】=国によって違う、人との距離感。でも、親子の距離感がいちばん難しい。

// こんなにも「ソーシャル‐ディスタンス【social distance】=社会的距離」という言葉を頻繁に聞いた時代があったでしょうか。距離と空間は意味が異なるものの、他人との距離感を示す際、「パーソナルスペース」という概念もあります。個人と個人、文化の相…

【思考と言葉】=言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

// ネットで、こんな言葉の束を見つけました。上手いことまとめられるものだなあと感心しながら読みました。以前も「性格は『顔』ではなく短い『言葉』に――」(下記参照)で自分のことと照合してみましたが、なるほどと思うところが多々あります。自分は心理…

【住宅性能】=家族の健康、住まいの耐久性から考える、断熱・気密・換気という必須条件。

// 日本の住宅寿命は30年前後。欧米諸国の数分の1しかない短命な住宅のためにローンを組み、世代を超え、住宅のために働き続けます。近年「100年住宅」という言葉を耳にしますが、まだまだ実現までは遠い道のり。また「100年」には憧れても「1000年住宅」は…

【障子】=はかないもの、弱いものを慈しむ気持ちを家に学んだ日本人の価値観を、もう一度、見直してみる。

// かつては紙や木、土だけでできていた日本の家も、いまや化学製品が主流を占め、使われる自然素材は数えるほど。ビニールやプラスチックのように、いつまでも丈夫で頑丈なことはいいことですが、身近に「生命」の息遣いが感じられなくなったことは少しさび…

【長寿】=週に5回以上料理をする人は、10年後、そうでない人より長生きしてるというデータ。

// 家事だと思うと面倒ですが、料理は本来、楽しいもの。おいしいものを食べて、誰かに喜んでもらって、健康にもなれる。料理をすることで長寿になる、という報告について。 Contents. 楽しい料理と割り切る 週に3~5回で「長寿」 趣味の料理だっていい 楽…

【空間】=家にも人にも「求めすぎないこと」で得られる幸せ、「シンプル」であることのほんとうの効果。

// 住宅のかたちに左右される生活など、あってはなりません。人間が空間をねじふせながら、いかようにでも使いこなしていく。そんな創造力が住宅と生活の原点です。 Contents. 空間ごとの使用頻度を見極める 最初から空間を間仕切りしない 建築にねじ伏せら…

【マインドフルネス】=心をいま・ここに向けるだけの、自分を感じ、自分が好きになる小さな習慣。

// 放っておくと身体も脳も心もずっと動いています。少し落ち着こうと、その場で座って、目を閉じ、呼吸を深くします。でも、わずか3分でも、そうするのが難しいのです。私たちは自分の意志で、短い時間すら、自分をコントロールできなくなりつつあります。…

【災害と住宅】=大地震でも生き延びられる、住宅性能と対策を学ぶ。

// 世界でも有数の地震国・日本。地震を予知することは依然難しく、思いもよらない地方で大きな地震が頻発しています。どこに住んでも、地震が起きることを前提にすれば、可能な限りの備えが家族を守ることにつながります。どんなことを、どう備えればよいの…

【家づくり】=だらだら、ゾクゾク…で考えると、暮らしはもっと楽しくなる。

// だらだらは、だらだら。ゾクゾクは、ゾクゾク。としか表現できないことがあります。オノマトペ。抽象的だからこそ、感覚を表現するには最適な言葉があります。このアバウトさを具体的な数値に換えて実現するのが、家づくりの醍醐味。 Contents. 感覚の表…

【エンディング】=日常の片隅に「看取り」を潜ませておく。家と家族の「生」の輝きが増してくる。

// 多くの人が最期の時間を「家で過ごしたい」と願います。しかし、日本ではまだ、終の棲家であるはずの家が夏は暑く、冬は寒い、介護には適さない環境であることが少なくありません。建て替えやリフォームのとき、ほんの少しでも「介護」や「看取り」のキー…

【ユニバーサルデザイン】=世代を超える、障害の有無を超える究極のデザインを住宅に応用する。

// 誰でも一度は聞いたことがありそうな「ユニバーサルデザイン」。しかし、いざ説明しようとすると「バリアフリー」との違いもよく理解していないことに気づきます。身の回りの道具から住宅建築、街づくりまで幅広く応用される「ユニバーサルデザイン」の基…

【ちいさいおうち】=変わらないものの中にこそ、大切なことがある。石井桃子さんの名訳で読んでみる。

// 絵本を読む時間は、マンガをめくるときに流れる時間とは少し異なります。人生の中で絵本にふれる時間は、他の書籍やメディアに比べると、圧倒的に少ないことがわかります。だからこそ、大人になっても子どもの本や絵本にふれることが大切なのかもしれませ…

【軽自動車】=SUVから軽自動車に乗り換えて、初めてわかった小さいクルマの大きな利点。

// 2000ccのSUVから軽自動車に乗り換えて7年目。当初、乗り心地、安全性などに不安はあったものの、乗ってみればSUVに負けない快適な運転ができることがわかりました。安全装置も進化し、少し速度を落とすだけで、高い安全性を確保できる可能性も。ガソリン…

【街と家と音】=静寂が街の秩序のヨーロッパ、騒音が人を鈍感にし続ける日本。

// 目で見て、耳で聞き、肌でふれる。味覚や臭覚を含め、私たちは、常に五感を駆使して、目の前の現実を捉え、リスクを回避しながら生きています。なかでも「音」はときに視覚以上に動作や意思決定に影響を与え、長い時を経てもなお記憶に刻まれます。懐かし…

【至福の時間】=デンマークの「Hygge=ヒュッゲ」と日本の「だらだら」は案外、似ている。

// 家のこと、あるいは特定の場所や人との関係について、私たちは「居場所」を求めようとします。ときには「居場所」が見つからず、世界をさまよい続けるほど、それがないと、生きていくのが困難なこともあるのです。しかし、居場所はもとから「ある」もので…

【壁】=子ども部屋は子どもの人数分つくりたい、という家づくりと子育ての失敗例。

// かつての日本の家は(小さな家でも)大きな空間をふすまや障子で仕切り、開閉を自在にしながら住みこなす技術が求められました。それが、ある時期からプライバシー確保の名のもとに小さな面積にたくさん壁が設けられ、狭い個室ばかりの家が増えていきます。…

【潜在意識】=肯定的・現在進行形で語りなさい。よい想像をしなさい。それらを繰り返しなさい。

占いの類には一切興味がありませんでした。雑誌や新聞で、今月、今週、今日の占いに目がいくことはありますが、5分もすれば、忘れてしまいます。しかし、先日、親しい人から「自分のことを調べてみては」とアドバイスされたことをきっかけに、姓名判断や四…

【ZEH(ゼッチ)】=国が推進するゼロエネ住宅は本当に「お得」で「ゼロエネルギー」で「安心できる家」なのか?

// ゼロエネルギー住宅、ネット・ゼロエネルギー・ハウス、エコハウス、パッシブハウス、ソーラーハウス、低酸素住宅、ZEH(ゼッチ)などなど、住宅にまつわる難しい言葉が飛び交っています。出口の見えない不景気、一向に上がる気配のない給料、高騰を続け…

【電子レンジ】=我が家で「チン」を避けてきた、これだけの理由。

// 主婦の城ともいわれてきたキッチン。そのキッチンでの家事労働は急速に簡略化され、システムキッチンの役割、機能自体が形骸化しつつあります。食事をつくることは、家族の健康を考え、生命を支えること。食とキッチンの原点とは。 Contents. レンジの熱…