Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

そして、私たちの「居場所」について。

【撮影】=少しの工夫でプロ並みの「建築写真」。

// 新築やリフォームの完成時に、記録として写真に残しておきたいという人は少なくありません。ビルダーから撮影の依頼があった際、私は必ずビルダー用のデータとプリントとは別に、施主の記念用にとDVD1枚とフォトブックをセットで納品するようにしていま…

【林住期】=人生後半は「身軽さ」よりも「己(み)軽さ」で生きる。

// 家族をもって、家を建てて、お金を稼いで、気が付いたら、老年。果たして自分の人生は何だったのだろうと振り返る人も少なくありません。多くの情報、お金、人脈を得てもなお不自由で満たされないのはなぜなのかしら。 Contents. 中年から老年はあっとい…

【子どもと壁】=ここから先へは行かせない! いざというとき、子どもの前に立ち塞がる「壁」になる。

// かつての日本の家は(小さな家でも)大きな空間をふすまや障子で仕切り、開閉を自在にしながら住みこなす技術が求められました。それが、ある時期からプライバシー確保の名のもとに小さな面積にたくさん壁が設けられ、狭い個室ばかりの家が増えていきます。…

【締め切りの効用】=「もっと」を減らし、「しない」を増やすことで得られるしあわせ。

// もっとほしい。もっと生きたい。もっと前に。もっと大きく。人生は限界、締め切りだらけなのに、私たちはいつも「もっと」を望みます。何かを「しない」ことは罪悪なのでしょうか。人生にもいつか終わりが訪れます。その締め切りを意識すること、しないこ…

【建築家たちの名言】=Less is More――直線は人間のものであり、曲線は神のものである――そして。

// このブログでは繰り返し、家や暮らしを、ビジュアルではなく「言葉」で考えることの大切さを述べてきました。特に、失敗の少ない家づくりのためには、どれだけ多くの「言葉」を自分の内側から拾い集めたかで決まるといっても言い過ぎではありません。私た…

【Home/ House】=インドの旅と日本の被災地で学んだ、そこで住むこと、生きること、尽くすこと。

// 今年も日本の各地が深刻な災害に見舞われました。その都度、多くの人が家を失い、不自由な暮らしを余儀なくされています。そんなニュースを見るたびに思い出すのが、インドの旅と東日本大震災のあとの被災地での出来事。 災害のあとさきに私たちが失うも…

【家づくり】=「言葉」を集めて潜在する願いを整理する。まずは「50」のメモを書き出してみる。

// キーワードをいくつ自分のものとして抽出し、保持できるか。どんな仕事でもそうですが、家づくりも例外ではありません。いくつもの言葉を持ち、その言葉からビジュアルを生成し、建築という三次元に立ち上げる。このプロセスが、家づくり成功の秘訣といえ…

【引き算の生活】=家や暮らし、言葉、あらゆるデザインのキーワードは「簡潔・省略・余韻」。

// 芸術は【引き算】から生まれる、といわれます。建築、文章、写真、家づくりにも同じことがいえそうです。毎日の仕事、家事だって、引き算の繰り返し。過剰さで価値を計るのではなく、無駄を省き、主題を浮き彫りにすることは至難の業です。そのあとに【余…

【予算】=1.まずは一坪分を削る。2.浮いた予算で家を巡る旅。3.学ぶ。4.後悔のない家づくり。

// 漢字もひらがな、カタカナも、もとはといえば縦書きで記されることを前提にデザインされた文字です。しかし、このブログがそうであるように、いまや日本人の誰もが横書きでメッセージを表わしている時代。日本語、編集の原点を辿ると、家づくりにも意外な…

【仏壇】=見えない存在にも感謝する想い――「檀」を巡る、家づくりの嗜み、人の節度。

// 仕事で新築の家におじゃましますと、仏壇のない家、仏壇の代わりに簡単な祭壇を設けた家が増えていることに気づきます。核家族化、少子高齢化、狭小な家が増えている影響ともいえますが、私たちの家づくり、先人たちへの思いは、どんなふうに変わっていく…

【動線】=間取り図から始める家づくりは、パズルの組み合わせみたいになって、生活が設計しにくくなる。

// 家づくりの際、大切なキーワードの一つに動線計画があります。動線とは、文字通り動く、つまり移動するための経路。寝室とトイレが離れている、キッチンと洗濯機置き場に移動するたびに、複数の角を曲がる、などは動線がよくないといういわれ方をします。…

【子どもの自立】=おなかいっぱいの依存を経てこそ、子どもは親から安心して巣立つことができる。

// 子育ての最中、甘えや依存というと、あまり聞こえがよくないように思われがちです。自立というと、ちょっとカッコがつく気がするかもしれません。しかし、子どもにとっては「おなかいっぱい」というほどの依存が必要な時期があります。そんな自立と依存を…

【終末・エンディング】=私たち家族がお経なし・戒名なし・墓なし――で決めた理由。

// いろんな生き方があるのと同じで、自分のエンディングをどうデザインするかも大切な課題。簡素でも心のこもったおくられ方もありますし、埋葬のバリエーションも増えているようです。 Contents. こんな葬儀はいやだから 直葬が急増している理由 死を受け…

【長寿】=週に5回以上料理をする人の方が、10年後、死亡率が下がり、長生きしてるという話。

// 家事だと思うと面倒ですが、料理は本来、楽しいもの。おいしいものを食べて、誰かに喜んでもらって、健康にもなれる。料理をすることで長寿になる、という報告について。 Contents. 楽しい料理と割り切る 週に3~5回で「長寿」 趣味の料理だっていい 楽…

【軽自動車】=SUVからの乗り換えでも違和感なし。初めてわかった経済性の高さと所有するメリット。

// 2000ccのSUVから軽自動車に乗り換えて7年目。当初、乗り心地、安全性などに不安はあったものの、乗ってみればSUVに負けない快適な運転ができることがわかりました。安全装置も進化し、少し速度を落とすだけで、高い安全性を確保できる可能性も。ガソリン…

【家庭内事故】=濃淡・色彩・サイン・明暗のバリアから考えるケガ予防対策。

// バリアフリーというと段差の解消や手すりの設置などが思い浮かびますが、その人の持つ障害によって、対処すべきバリアは大きく異なります。特に、足腰が弱くなったり、視力の衰えなどは加齢とともに進み、誰もが避けて通ることができません。それだけに家…

【ZEH(ゼッチ)】=国が推進するゼロエネ住宅は本当に、快適でゼロエネルギーで「お得な」なのか?

// ゼロエネルギー住宅、ネット・ゼロエネルギー・ハウス、エコハウス、パッシブハウス、ソーラーハウス、低酸素住宅、ZEH(ゼッチ)などなど、住宅にまつわる難しい言葉が飛び交っています。出口の見えない不景気、一向に上がる気配のない給料、高騰を続け…

【輻射熱】=体感温度と省エネ性を大きく左右する、みんなが知らなかった家の中の「熱」の話。

// 心地よい冷暖房は、空気が冷えたり暖まることで得られるわけではなく、実は輻射熱が大きく関係しています。どんなに寒い日でも、お日様の熱が暖かいのも、輻射熱のおかげ。私たちがふだん「温度」だと思っている多くが、実は輻射熱だったことをご存じです…

【坪単価】=プロにも施主にも、誰にもわからない、日本独自の建築コストのカラクリを紐解けば。

// 住宅の広さが延床面積=㎡で示されてもなお、私たちは「坪単価」を建築コストの目安にしてしまいます。しかし、ビルダーや設計者によって、どこからどこまでが標準仕様で、何がオプションなのか、明確な判断基準はありません。「坪単価80万円」を目安にし…

【遺伝子ONとオキシトシン】=お金もかからず、いま、すぐに実践・実感できる感謝と祈りの効能。

// いやなことがあると落ち込みます。いいことがあるとうれしい。よくても、悪くても、私たちは、その折々で置かれている状況だけを見つめて、揺れています。意地をはったり、嫉妬をしたり、恨んだり、怒ったり。分かっていても、やめられない。この問題、苦…

【開口部】=ペアorトリプルガラス? アルミor樹脂サッシ? 窓の性能を高めることで劇的に変わる快適性と省エネ性。

// 窓は通風や眺望の役目もありますが、外からの熱を入れない、室内の熱を逃がさないなど、断熱も大切な役割です。窓から逃げる熱は冬期で屋内の約48%。言い換えると、窓の性能を上げるだけで、劇的な暖房エネルギー削減ができるといえそうです。 Contents.…

【外断熱・内(充填)断熱】=誰も知らない、ほんとうの「断熱」の効果。

// 断熱というと、日本ではまだ馴染みが薄く、関心も低いまま。国が示す住宅の断熱指標も、先進国のなかでは最低レベルのまま現在に至っています。断熱性能を上げることで夏はより涼しく、冬はより暖かくなるのはもちろん、割安な光熱費で健康的な室内環境を…

【エアコンと暖房】=住宅性能を理解したうえで選択することで、予算オーバーを回避する。

// by CASA SCHWANCK かつて、エアコンといえば「冷房」のイメージが強く、特に北国では「暖房」に使うことが難しい時代がありました。しかし、設備の性能と同時に、断熱などの住宅性能の進化に伴い、エアコンは四季を通じて使用できる設備として、日本の暮…

【リフォーム】=壁内・床下・天井裏、温度や湿気など「見えない」ところを優先して改修しなければならない理由。

// 新築でもリフォームでも、完成後に見えなくなって隠れてしまう部分、つまり、壁のなかや床下、天井裏などの施工も大事です。目に見える部分だけをきれいにしても、じわじわと内側から結露やカビが出てきて、やがて構造材を腐朽させてしまいます。温度、湿…

【動線】=右回りを意識するとエネルギーが高まり、回遊型にすると一生飽きない移動が可能に。

// 子どもの頃、大黒柱の周りをぐるぐる回って遊んだことがあります。目が回ったら反対に回る、そんな単純な遊びですが、どうやら回ることだけにでもパワーを生み出す秘密がありそうです。 Contents. 左脳と右脳のどっちを鍛えるか ヨーガの呼吸でバランスを…

【熱収支】=夏も冬もパッシブデザインを駆使して、設備を最小限に抑えるのが省エネ設計の基本。

// 収支計算は住まいのエネルギーにも応用できます。季節によって、必要な熱と不要な熱を理解すると、エネルギー消費は効率よくなり、快適さも維持できます。計算の苦手な方もおつきあいください。少しの発想の展開で大幅な節約、光熱費の削減もできるのです…

【窓】=南側の窓より「北側採光」に注目。

// 日本の家づくりでは、古くから日射や通風など、自然エネルギーを巧みに利用してきました。しかし、住宅性能の向上とともに、ときには日射を遮断し、気密を得ることも重要となりつつあります。なかでも、南面の開口部を大きくとることで生じる新たな問題が…

【ダイエット】=特に慎むべきは飲食――生涯の吉凶ことごとく食より起る、という先人の教え。

// 飽食の現代からさかのぼること数百年、数千年前から、過食の弊害が指摘されてきました。自分の健康だけではなく、異国の子どもたちの成長や海や大地、空までも美しく保つ【食】の影響、そしてその節制について。 Contents. 日本の主食はトウモロコシ? 大…

【住宅性能】=欧州レベルの断熱性能+日本の「もったいない精神」で実現する100年・快適・健康住宅。

// 地球温暖化危機が叫ばれ、改めて、世界中がエネルギーとCO2削減を見直す機運が高まっています。しかし、日本の家庭分野でのエネルギー消費は増加の一途。懸案だった改正省エネ法の義務化も見送られ、世界中から冷たい視線が注がれているのは周知の通りで…

【断熱・気密】=クルマやパソコンのスペックは気にするのに、日本人は【住宅性能】に無関心過ぎる。

// クルマを購入する際には、燃費など性能=スペックを確認して、購入します。しかし、人生でいちばん高い買物といわれる住宅建築の際、燃費や耐震性、耐久性、耐火性などのスペックを確認して建築に臨む人は多くありません。残念ながら、日本の住宅の品質は…