Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

そして、私たちの「居場所」について。

住まいと性能

耐久性・温熱性能からZEHに至る高性能化のために。

地震国だからオール電化住宅は不利、という誤解と真実。

// 地震で停電が長引くたびに必ず流れるのが「オール電化住宅は災害に弱い」というニュース。停電になったら、調理もできないし、冷暖房もストップ。給湯も使えないから不便だ――という理由なのでしょうが、停電になったら、灯油のファンヒーターもガス給湯器…

生命の視座から見つめる省エネ基準、住宅性能、住宅寿命。

// 日本の住宅寿命は30年前後。欧米諸国の数分の1しかない短命な住宅のためにローンを組み、世代を超え、住宅のために働き続けます。近年「100年住宅」という言葉を耳にしますが、まだまだ実現までは遠い道のり。また「100年」には憧れても「1000年住宅」は…

室内気候・衣服気候と【第三の皮膚】。

// 私たちの身体には優れた温度調節機能が備わり、外気、衣服や室内、それぞれの【気候】とバランスをとりながら、健康的な暮らしを維持しようとします。家は身体の皮膚、衣服の皮膚に次ぐ【第三の皮膚】。気候と皮膚との切っても切れない関係について。 Con…

空気の質までこだわる健康住宅。

// 衣食住のなかでも、日々の「食」と健康との関わりは密接です。1日に2キロ前後も体内に入るのですから、水にも食糧にも健康的な素材は欠かせません。しかし、1日に20キロも体内に取り込まれるものがあります。空気です。空気の質によってはシックハウス…

微気候を利用し「涼」を醸す知恵。

// 微気候というと難しく聞こえますが、わかりやすくいうと、庭や樹木、植物などがある地面近くで発生する気候のこと。私たちのごく身近にある気象でもあり、これを利用すると自然で心地よい「涼」を得ることができます。 気候にも「大」「中」「小」がある …

扇風機で省エネ&光熱費削減。

// いよいよ本格的な夏。エアコンをフル稼働させる前に、どこの家にでもある古い扇風機を使って、光熱費削減にトライしてみませんか。一日中つけていても、電気代は10円ちょっと。設置する位置や風の角度で、そのまま使っても、エアコンとの併用でも、お部屋…

体感温度と光熱費、ひみつの関係。

// 日本人はほんとうの「冷暖房」を知らない 昔の暖房といえば、焚き火や囲炉裏。 私、そんな古い時代の生まれじゃないという人でも、ストーブで身体を暖めた経験はあるはずです。 手をかざして、身体を近くに寄せて、暖を採る。正確には「暖房」ではなく「…

ユニバーサルデザインの7原則。

// 誰にでも使いやすい「仕掛け」があるかどうか 近代建築の巨匠ともいわれるル・コルビュジエの言葉に、「住宅は住むための機械である」という言葉があります。 住宅を機械だらけにするという意味ではなく、人がそこに住みながら、その都度その年輪にふさわ…

住宅にも「性能」があることを理解する。

// クルマと同じように住宅にも性能・燃費がある クルマを買い換えました。 2000ccのSUVから軽自動車にです。以前のSUVでもリッター14キロは走っていましたが、今度の軽自動車は平均21キロ。 いずれもAWDで街乗りの場合ですが、軽自動車で長距離を乗ると26キ…

暑さを防ぎ、冷房効果を上げる即効対策。

// 日射を遮る暑さ対策 まだ5月だというのに、猛暑の日が続きます。 数週間前まで、暖房がほしいと思うほど肌寒い日が多かったのに、突然の気候変動には驚くばかりです。 すでに、日の当たる部屋や2階はエアコンなしでは過ごせないほどの暑さ。その暑さは朝…

暑さ・寒さ対策のリフォーム。

// 数百年スパンで住み継がれるヨーロッパの住宅 ヨーロッパを旅すると、古い建物がたくさん残っていることに気づきます。大半はいまも現役で、住宅や店舗、オフィスなどとして利用されているのです。 今日のBSプレミアム「世界ふれあい街歩き ちょっとお散…

窓はデザイン+性能で選ぶ。

// 開ける窓と閉じる窓 // 日本における窓は「目戸」あるいは「間戸」が起源。壁はもともと非耐力壁でしたので、大きくとっても問題にはされず、柱と柱の間が全部開口部になっている建物は、いまも全国各地で見ることができます。 代表的な「目戸」は縁側で…

温熱環境は「北海道」レベルを最低基準に。

// 「工法」よりも「性能」とビルダーの実績で判断する 日本の住宅の工法で代表的なものは木造軸組み工法ですが、ほかにもツーバイフォー工法、プレハブ工法、RC造などの工法があります。 ここでいう工法はいわば「骨組み」ですが、温熱環境を決定づける断熱…

南側の窓より北側採光に注目。

// 窓から熱を得るのは昼間だけ 日本の家は南面の開口部を大きくとるのが特徴です。 南面の壁全体が開口部のような家がいまもたくさん建てられています。 都市部でも、建売住宅やマンションの広告を見ると「南面リビング」をPRする物件が根強い人気。アパー…

輻射熱を理解すると冷暖房が変わる。

// 輻射熱に囲まれた空間をめざすわけ 壁や床、天井などが薄かったり(冷たかったり)、いろいろな場所から隙間風が入ると(低気密)、どんな暖房を使っても快適になる暇がありません。 冷房時も同じで、エアコンの効率はよくないままで、強い日差しに熱せら…

みんなが知らない軒と庇の効用。

// 日本は世界有数の「雨の多い国」 日本語で雨の呼び名を数えると、400種類ほどあるといわれます。 ちょっと調べてみますと、春の雨だけで、春雨(はるさめ)、紅雨(こうう)、菜種梅雨(なたねつゆ)、発火雨(はっかう)、卯の花腐し(うのはなくたし)…