Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

そして、私たちの「居場所」について。

住まいと家族

住まいが「うち」になるための家族の日々の暮らし。

人の弱さを自分の弱さと重ね、人として目覚める手段としての【川柳】について。

// 中学生の頃から詩が好きになり、高校に入ってからは小説、大学からはノンフィクションに夢中になりました。子どもの頃から活字は好きでしたが、俳句や短歌、川柳といったものには縁がなく、それらはお年寄りの趣味の世界のように思ってきたのです。しかし…

子どもたちが巣立ったあとも無駄にならない空間を、どんなふうに計画しておくべきか。

// 子どもたちのためにと夢を抱いて建てたはずの家も、子どもが大きくなるのはあっという間。巣立ったあと、使われなくなった「子ども部屋」はすぐに物置化し、夫婦はそれぞれの生活リズムを持つことで、新築当初とは全く違った機能が住まいに求められます。…

家族にも立ち入られたくない、自分だけの「居場所」と「縄張り」を具現する家づくり。

// 新築を計画するとき、家族一人ひとりが真っ先に考えるのが、自分の居場所。しかし、私たちは居場所を間仕切りされた個室空間と考えがちですが、個室ばかり並んでは、予算はいくらあっても足りません。私たちがほんとうにほしいのは、個室なのか、家族とい…

五感を駆使したシミュレーション&プランで【二世帯住宅】のトラブルを回避する。

// 土地や建築費の高騰、世帯収入の伸び悩みなどで、改めて二世帯住宅が注目されています。しかし、気心の知れた親子の間とはいえ、複数の世代、世帯が一つ屋根の下に暮らすには、多くの困難が待ち受けているのも現実。規格住宅は少なくありませんが、プラン…

中年世代の危機=クライシスを掘り下げることで出合えるもの。

// 家づくりを経て、子育てが終わった頃、足元に忍び寄る中年期ならではの不安や葛藤=クライシス。それと闘うこともいいのでしょうが、足元に課題解決のヒントがあるかもしれません。 Contents. 中年期の葛藤とは 熟年夫婦の大問題 生きてちゃだめ? 後退で…

「ハレ」の日も「ケ」の日も思い出にしてしまう、家のかたちと家族の行事。

// かつて日本の家は、冠婚葬祭に代表される家族の儀式の舞台でもありました。その舞台は、時代とともに屋外に移りつつありますが、儀式の痕跡はいまも家のなかに残っています。日常と非日常とを区別し、折々の節目でつくられてきた家と家族の文化を考えます…

子ども部屋は人数×個室で考えるより、ワンルームを後から仕切る「可変デザイン」がおすすめ。

// 家づくりの際、子ども部屋をどんなふうに計画したらよいのか悩んでしまう、という話をよく聞きます。子どもが独立したあとは物置になってしまった、という話も珍しくありません。子どもにとっても、親にとっても、生涯、無駄にならない子ども部屋にするた…

住空間と性能、時間の彼方にあるかもしれない、家と家族の「居心地」。

// マニュアル、数値だけでは快適な住まいを創ることはできません。居心地のいい空間のデザインには人の記憶、時間の流れまで理解することが求められ、そこで初めて機能を付加した美しさが体現されます。居心地を醸すために何より欠かせないのは、丁寧に家に…

週に5回以上料理をする人は10年後の死亡率が減少するという話。

// 家事だと思うと面倒ですが、料理は本来、楽しいもの。おいしいものを食べて、誰かに喜んでもらって、健康にもなれる。料理をすることで長寿になる、という報告について。 週末の料理が「趣味」 夕刻、デパ地下、スーパーに行くと、 おいしそうな惣菜がた…

デンマークの「Hygge=ヒュッゲ」と日本の「居場所」、そして家族の条件。

// 家のこと、あるいは特定の場所や人との関係について、私たちはそこに「居場所」を求めます。ときには「居場所」が見つからず、世界をさまよい続けるほど、それがないと、生きていくのが困難なこともあるのです。しかし、居場所はもとから「ある」ものでは…

「捨てるべきモノ」より「捨てたくないモノ」を選んだ結末。

// 老いた親と実家。この二つにどう向き合うかは、誰にでも避けては通れない課題といえます。いつまでも両親二人で、あるいは一人暮らしをさせておくこともできず、同居もしくは施設入居となれば、実家は即、空き家となってしまいます。空き家を抱えた地域は…

インドの旅と3.11被災地で学んだ【Home】の在り処。

// 今年も日本の各地が深刻な災害に見舞われました。その都度、多くの人が家を失い、不自由な暮らしを余儀なくされています。そんなニュースを見るたびに思い出すのが、インドの旅と東日本大震災のあとの被災地での出来事。 災害のあとさきに私たちが失うも…

縁側とご縁、引き寄せと感謝と目覚めの関係。

// 縁側の「縁」、人と人との「縁」。同じ「縁」にも「ふち」や「へり」があり、「えん」「ゆかり」もあります。「縁側」のある家への憧れがありましたが、いい「ご縁」にも憧れます。人のみならず、お金や地位との「ご縁」にもあやかりたいのが、私たち人間…

認知症の母が在宅介護を経て施設に入るまで。

// 父が亡くなったあと、30数年にわたり一人暮らしを続けてきた母。続けたのではなく、続けてくれたのです。しかし、私たちが気づかぬうちに、認知症はゆっくりと進行していました。実家を整理し、遠く離れた私の家に同居することになったのが4年前のこと。…

終末期、延命と死についての家族との約束。

// 誰もが老いて、やがては死を迎えます。その過程に介護があり、医療があり、それぞれに在宅、施設・病院など「場」の選択があります。終末期を迎えた際、その先に見えてくる「死」をどう捉え、迎え、受け入れていくか。そこには、本人と家族の意志、覚悟が…

信用と信頼、子育てと部屋と宇宙。

// 親子の間は「信用」ではなく「信頼」で結ばれます。諍いがあっても、裏切りがあっても、私たちは子供を信頼するほかありません。取引はできないのです。「信頼」から考えていくと、親子の絆、子供部屋の原型がうっすらと見えてきます。 Contents. 家のな…

住み慣れた我が家で介護される、看取られる。

// 在宅介護の先に見えてくる、老いと死。国はすでに「在宅看取り」の定着のために大きく舵を切っています。家族に迷惑をかけたくないからという理由で病院を選択しても、それができない時代がやってきます。介護も看取りも住み慣れた我が家でできるのが理想…

自立と依存と再生と。

// 依存というとあまり聞こえがよくありません。自立というと、ちょっとカッコがつく気がします。しかし、子どもにとっては、「おなかいっぱい」というほどに、依存が必要な時期もあります。そんな自立と依存をはいけいに、再生する家族の小さな話。 子ども…

「手間」をかけるという意味。

// アメリカ人とドイツ人と日本人の食文化 我が家にホームステイしていたアメリカ人のジム君が、ある日、「1日に3度も火の通った熱い料理を食べるなんて合理的じゃない」といったことがありました。 料理に合理的とか合理的じゃないとかあるんでしょうかと…

アンネの家と家族と居場所。

// 残された1冊 【あなたになら、これまでだれにも打ち明けられなかったことを、なにもかもお話できそうです。どうかわたしのために、大きな心の支えと慰めになってくださいね】(1942年6月12日 アンネ・フランク) いまなお世界中で読み継がれている『アン…