Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

そして、私たちの「居場所」について。

【子ども部屋】=子どもが独立したあとも部屋が物置化しない「可変」という発想。

// 子どもたちのためにと夢を抱いて建てたはずの家も、子どもが大きくなるのはあっという間。巣立ったあと、使われなくなった「子ども部屋」はすぐに物置化し、夫婦はそれぞれの生活リズムを持つことで、新築当初とは全く違った機能が住まいに求められます。…

【茶の間】=LDKの文化で失われつつある、日本ならではの「間」の考え方。

// 日本の家は「用」を限定しないからこそ、手狭に見えて実は広く、すっきりとした使いこなしがなされてきました。機能よりも「間」=余白や隙間、曖昧さが重視され、そうした感性が家づくりに生かされてきたのです。数ある「間」のなかでも、日本人の原点と…

【遺伝子/オキシトシン】=遺伝子がONになる、感謝と祈りと「四無量心=しむりょうしん」。

// いやなことがあると落ち込みます。いいことがあるとうれしい。よくても、悪くても、私たちは、その折々で置かれている状況だけを見つめて、揺れています。意地をはったり、嫉妬をしたり、恨んだり、怒ったり。分かっていても、やめられない。この問題、苦…

【エアコンと暖房】=住宅性能+APF(エネルギー効率)=を理解する。

// by CASA SCHWANCK かつて、エアコンといえば「冷房」のイメージが強く、特に北国では「暖房」に使うことが難しい時代がありました。しかし、設備の性能と同時に、断熱などの住宅性能の進化に伴い、エアコンは四季を通じて使用できる設備として、日本の暮…

【記憶・物語】=決めつけないこと──曖昧でしなやかな「読書」と「建築」について。

// 家づくりの際、機能や目的を追求し過ぎると、いつしか身体も心もこわばってしまいます。思考が型にはまり、身動きできなくなくなることも。理想の体現も必要ですが、曖昧な空間に身を委ねてみることも大切です。グラデーションに内在する色を楽しみ、大き…

【信用と信頼】=尊重より尊敬、干渉より協力、同情より共感。

// 「信用」の陰には、取引があります。不信感が少しでも見え隠れすると、私たちは本気でその人と付き合うことはできません。「信頼」は、相手に対して白紙の小切手を切ること。家族や友人をどこまで信頼できるかどうかで、人間関係の深さは大きく変わります…

【狭小住宅】=小さな幸せの価値の分かる人が、自分と世界の幸せをつくっていける人。

// どんな家づくりにも予算があります。その予算のなかで、大半の家族が少しでも大きな家をと望みます。しかし、すぐに壁に突き当たり、いくつもの夢を諦めてしまってはいないでしょうか。はじめから、小さな家の選択肢が除外されているのが原因の一つかもし…

【相づち】=「あ」りがとう、「い」えいえ! コミュニケーションを円滑にする「あいうえお」「さしすせそ」「はひふへほ」言葉。

// 会話は人と人との間で成立します。プライベートでも仕事面でも、どうせ言葉を交わすのなら、相手にいい気分になってもらいたいもの。家庭からビジネス、恋愛まで、あらゆる場面ですぐに使えて、コミュニケーションを円滑にするには、きちんと相づちを使え…

【リフォーム・改修】=投資した費用が全て無駄になってしまう、怖いリフォームの話。

// 新築が伸び悩み、リフォームやリノベーションが急増しています。しかし、新築に比べコストが割安という理由だけで、見た目優先の改修をしてしまうと、家や人の健康に影響する事態も起きかねません。リフォームは、壁や基礎までチェックする絶好の機会。合…

【家具】=10年で乗り換える300万円のクルマと、100年超えで使う300万円の家具のコスパについて。

// 家を建ててから、少しずつ家具を買い揃えていく。家の計画と同時進行で、購入する家具も検討する。これまで、家具が最小限で済んだ日本家屋で育ってきた私たちは、家具の選択が苦手。しかし、暮らしも住まいも、洋の佇まいが主流となってきました。そんな…

【二世帯住宅】=世代間のいざこざ、互いのストレスを解消する、視覚、臭覚、騒音対策。

// 土地や建築費の高騰、世帯収入の伸び悩みなどで、改めて二世帯住宅が注目されています。しかし、気心の知れた親子の間とはいえ、複数の世代、世帯が一つ屋根の下に暮らすには、多くの困難が待ち受けているのも現実。規格住宅は少なくありませんが、プラン…

【居心地】=人と自然、設計と性能、記憶と物語、人とモノとの視点で快適な暮らし、家を考えてみる。

// マニュアル、数値だけで快適な住まいを創ることはできません。居心地のいい空間のデザインには人の記憶、時間の流れまで理解することが求められ、自然とのつながりも無視できません。そうして初めて機能を超えた美しさ、心地よさが体現されるのです。何よ…

【ねずみ女房】=ささやかな日常を抱えて生きることの大切さ。

// ありきたりの日常のなかで「ねずみ女房」は何がほしいのかわかりません。何かが足りないのです。そんなある日、ハトと出会い、外の世界のことを知ります。そして、ハトとの別れの日「ねずみ女房」は初めて星の美しさを知ります。私たちが大人になっていく…

【窓】=南側の窓より「北側採光」に注目。

// 日本の家づくりでは、古くから日射や通風など、自然エネルギーを巧みに利用してきました。しかし、住宅性能の向上とともに、ときには日射を遮断し、気密を得ることも重要です。なかでも、南面の開口部を大きくとることで生じる新たな問題が注目されつつあ…

【暮らし】=ミニマリストでもエコロジストでもなかった彼女の、はっとするほどに美しい心。

// ミニマリスト、エコ、SDGsなど、環境に負荷をかけないシンプルな暮らし、が流行でです。あえて「流行」という言葉を使ったのは、この半世紀の間だけでも、何度もかたちを変えてサステナブルな暮らしが多くの人に標榜されましたが、ほとんど全てがいつの…