Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

そして、私たちの「居場所」について。

【信用と信頼】=尊重より尊敬、干渉より協力、同情より共感――がほしかっただけ。

 

 

 

 

 

 

 

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「信用」の陰には、取引があります。不信感が少しでも見え隠れすると、私たちは本気でその人と付き合うことはできません。「信頼」は、相手に対して白紙の小切手を切ること。家族や友人をどこまで信頼できるかどうかで、人間関係の深さは大きく変わります。
 

 

Contents.

 

 

 

取引の関係はつらい

これまで何度か、銀行から事業資金の融資を受けたことがあります。

過去数年分の帳簿を全て調べられ、これからのこともきちんとした計画を立て、毎月滞りなく返済できる確かな根拠があって初めて、お金を貸してくれるのです。

 

いくら顔見知りでも、誠意など通じません。

全てに数字の裏付けが求められます。

 

審査が通りますと、窓口の銀行員がこういいました。

「これがあなたの信用です」

 

信用は、取引です。

証拠や根拠がなくても信用するのは、信頼です。

 

職場や取引先との間では、信用がものをいいます。

友人関係の多くも、信用に基づくものといってもいいかもしれません。

 

信用の多くは、あなたがちゃんとやったときだけ、あなたのことを信用します、好きでいてあげます、という条件が付いて回ります。

 

もし、父や母が、私がいい成績をとったとき、いうことをきいたとき、いつもニコニコいい子でいたなら、そのときはちゃんと愛してあげますよ、という存在だったら、私はどんな大人になったでしょうか。

 

 

 

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いつでも愛されたい

何か特別なことがあったときだけ、その人を認める。

褒める、愛する。

 

仕事で成功した、プレゼントをもらったから、昇進した――ときは褒められ、認められても、ごく普通の日常を生きているときは、少しも注目されず、評価もされない、相手にもされない。

これではつらいです。

 

私たちは24時間、365日、特別なことを成し続けることなどできません。

ですから、そうした環境に置かれると、どうにかして相手の気を惹こう、特別な存在であろうと無意識で行動してしまいます。

そして、疲れてしまいます。

 

誰かに喜ばれるような行動だけだといいのですが、万引きをしたり、人を傷つけたりして、何とかして自分に目を向けさせよう、自分の存在を認知させようと行動することもあるようです。

 

そんなとき、大人たちは「せっかく信じていたのに裏切られた」というような表現を用います。

 

信頼は、本来、裏切られることはありません。

相手がどんな行動をしようと、相手のなかには必ず善意があること、自分で問題を解決する力が備わっていることを信じることです。

 

相手が間違っていようがいまいが、相手を尊敬する心の体現。

無条件で白紙の小切手を切ることは容易ではありませんが、私は本当に求めているのは信頼でしかないのです。

 

 

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復讐は神さまがする

仕事で遅く帰宅したとき、奥さんから「どこかで浮気でもしていたの?」といわれるより、「遅くまで大変だったわね。早くこっちに来て、熱いお茶でも」といわれるのとでは、こちらの気持ちは全く違います。

 

仮に、本当に浮気をしていたとしても、後者のようにいわれてしまうと、罪の意識が増長されてくる気がします。

 

信頼されることは、人にとって、とても重いのです。

 

誰かのことを裏切ったり、疑ったり、だましたりすることより、だまされる方がずっといいかもしれません。

徹底的にだまされていると、相手にはいつか必ず、だませなくなるときがやってきます。

 

「あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう。気にすることなく正直で、誠実であり続けなさい」
 

 「助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。気にすることなく、助け続けなさい」

 

自分を信じられなくなったとき、マザー・テレサのこの言葉を、繰り返して唱えるようにしています。

 

 

 

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In summary
1.自分より優れていると判断するのは「尊重」。無条件に礼節をもって接するのは「尊敬」。
 
2.相手の行動によって、信じるかどうかを決めるのは「信用」。常に相手のなかにある善意を見つけようとし能力があることを信じるのは「信頼」。
 
3.自分の判断、ものさしで他人を測り、それを強要するのは「独善」。自分の価値観は絶対的ではないことを認め、他者をそれで測ることをせず、他者の自由を認めるのが「寛容」。
 
4.自分の判断で相手の人生に手や口を出すのは「干渉」。原則として頼まれない限り相手の人生に手や口を出さず、頼まれればできるだけ援助するのが「協力」。
 
5.相手よりも上位にあると信じ込み、感情に任せて相手と連帯しようとするのが「同情」。相手の考え方、意図、興味、向上心などに対等な立場で関心を示すのが「共感」。