Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

そして、私たちの「居場所」について。

【相づち】=相手の気分を盛り上げる「あいうえお」「さしすせそ」「はひふへほ」の劇的効果。

 

 

 

 

 

 

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会話は人と人との間で成立します。プライベートでも仕事面でも、どうせ言葉を交わすのなら、相手にいい気分になってもらいたいもの。家庭からビジネス、恋愛まで、あらゆる場面ですぐに使えて、コミュニケーションを円滑にするには、きちんと相づちを使えることが基本の基本。相手のために使っているつもりが、いつの間にか、自分自身が楽しくなっていくのがわかるはずです。

 

Contents.

 

「あいうえお」の例

数ある相づちの中でも即効性があって、誠実な印象を与える「あいうえお」。他の相づちにも共通しますが、ポーズではなく、心の底から相手を受容する気持ちで使うと、相手の気持ちをわしづかみにできます。

 

【あ】:「ありがとう」「ありがたいです」

使っている本人から、気持ちがきれいになっていく魔法の言葉。

ドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィンなど、脳内は瞬時に幸福物で満たされ、免疫力が上がる効果が確認されています。

相手の話の折々に、心を込めて「ありがとう」「ありがたいです」などと続けると、相手だけではなく自分の幸福感もアップします。

言葉にしなくても、心の中で「ありがとう」と唱えるだけでも、必ず、相手に届くはずです。

 

【い】:「いえいえ」

否定的なニュアンスも含まれますが、適度に使うことで、ちょっと謙遜しているものの、全否定ではない、といったポジティブなニュアンスも伝えられます。

「いやいや」というと否定が強くなりがち。相手からのボールを突っ返してしまうことになりかねません。

同じ謙遜でも「わたしなんて」という言葉が加わると、同様に、相手の言葉を過剰に否定してしまうので要注意。

 

【う】:「うんうん」

目上の人やビジネスの場面では、気軽に使える相づちではありませんが、気の知れた相手なら効果は絶大。

話が本当であろうとなかろうと、あるいは自分は興味があってもなくても、とりあえず、相手を受け入れるサインになります。

早口でいってしまうと逆に、「真剣に聴いていない」印象を与えてしまいます。相手の気持ちをしっかり受け取る気持ちで「うんうん」または「うん(少しの間)うん」と相づちを打ってみましょう。相手は、理解してほしいのではなく、受容してほしいだけなのです。

 

【え】:「えっ そうなんですか?」「ええ」

ちょっと驚いた表情で、こういわれると、なんだかいい気分。誰でもそんな経験があるはずです。この相づちのあと、相手はもっと得意げに話をしてくるかもしれません。

同じく「ええ」も、相手の言葉を受容するニュアンスを含みます。いいかげんに、突き放すような言い方ではなく、ここでも、あなたの気持ちを受け止めますよ、という落ち着いた気持ちで、少しゆっくり目に「ええ」というのがコツ。

「えっ そうなんですか?」とは違う感じになりますが、どちらの「え」も覚えておきましょう。

 

【お】:「おぉー」

おおげさにいうと、嘘っぽい印象を与えてしまうので要注意。この言葉もまた、腹の底からゆっくり搾り出すように「おぉー」ということで、重量感のある受容感を相手に与えます。使い過ぎると、ちょっとうるさくなってしまうので、間を考えて、会話を盛り上げてください。

 

 

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「さしすせそ」の例

歌舞伎町のホストがマニュアルとして使っているとか、合コンの際に使うと効果絶大など、もっともポピュラーとされる「さしすせそ」。しかし、使い方を間違うと、気持ちが感じられない、逆に軽い印象を与えてしまうなど注意が必要です。軽いノリでも、会話の潤滑油程度で使うくらいがちょうどいいかもしれません。

 

【さ】:「さすが~」

自慢話が好きな相手には効き目があるかもしれませんが、軽いノリで連発すると、相手も次第に冷めてきます。褒め言葉、相づちの定番ですが、使う方も何回も使っていると、さすがに飽きてしまう相づちの代表格。

 

【し】:「知りませんでした」「信じられない」

相手よりへりくだって、控え目にいう「知りませんでした」。ブリッコで「え? 知らなかったー」もよく使われます。前者はビジネスの場面でも使えますし、後者は相手より少しアホな自分を演出してみせる場面で効果あり。これらも使い過ぎるとほんとのアホに思われてしまいます。

より強いインパクトが強いのは「信じられない。知らなかった」などの組み合わせ。相手の優越感を倍増させます。

 

【す】:「すごい」「素敵」

ビジネスから恋愛、家庭、合コンやナンパまで、どんな場面でも使える神ワード。内容を理解していなくても、とりあえず「すごい!」とおだててもよし、低いトーンで「すごいですねえ」もよし、ときには「すごい、すごい」とはしゃいでいうと、場も盛り上がります。

軽い感じで連発すると、次第に冷めてくるのは、他の相づちと同じこと。使い過ぎると見下されているような気持ちになる可能性も。

ふだんあまり使うことのない「素敵」も、効果大。女性が使っても、男性が使っても、上品に使えば、まさに「素敵」な場をつくってくれるはずです。

 

【せ】:「センスいいですね」「せっかくですから」「説得力ある」

その日のファッションや時計、カバン、ペンなど、持ち物など、なんでもいいから褒められるとうれしいのは誰でも同じ。「ずっと前から思ってたんですけど」のあとに使うと、効果は倍増します。

「せっかくですから」は、「せっかくですから、連絡先交換しませんか」とか「せっかくですから、ご飯でもいかがですか」など、ワンクッションおいたお誘いに便利。直球で話すより、ガツガツ感が抑制されます。

もう少し高度なのが「いまのお話、説得力、ありますね」。ふだん使いされないだけに、相手ははっとしてしまいます。「あなたがいうと、説得力がありますね」と真顔でいわれると、照れるくらい、うれしくなってしまいます。

 

【そ】:「そうですね」「そうですか」「尊敬します」

オーソドックスな相づちで、使って損はありません的なフレーズ。「知らなかった」のあとに、自然に続けると相づちの流れもスムーズ。ちゃんと、あなたの話を聴いていますよ、という基本フレーズともいえます。

「尊敬します」はちょっと大げさだけに、心を込めて、ゆっくり話すのがコツ。「そういう努力をされてきたんですね」など、具体的なポイントをつかんで続けると、相手の心を打ちます。

 

 

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「はひふへほ」の例

これまで「あいうえお」と「さしすせそ」のバリエーションをご紹介しましたが、私たちが取材の現場でもっとも使うのが「はひふへほ」。正確には「ひ」を抜いた「はふへほ」ですが、これらは言葉ではないだけに、嘘のない気持ちで誠実に使うことが大切です。

 

【は】:「はあ」

相手のトーンと同じくらい静かに「はあ」。あなたの話は、ちゃんと受け止めていますよ、というサインとして使います。タイミングを誤ったり、適当な気持ちでいうと、バカにされたような気持ちになってしまうのは、他の相づちと同じです。

 

【ひ】:なし

 

【ふ】:「ふーん」

ふざけた気持ちで使うと場を台無しにするばかりか、相手を傷つけてしまいますので、慎重に使います。低く、ゆっくり感心するポーズで「ふーん」とうなずきながらメモをとります。「なるほど」などと続けると、相手は自分の話に納得しているんだなあ、と思ってくれます。

 

【へ】:「へー」

驚きを表現するときに使います。「知らなかった」と同じトーン。深くうなずきながら、自然に深く「へー」と伝えることで、あなたの話に感動していますよ、というメッセージになります。

 

【ほ】:「ほぉ」「ほんとですか」

話を聞いたあと、少し驚いた感じで「ほぉ」「ほんとですか」などと相づちを打つことで、相手の話に勢いをつけていきます。否定的な気持ちを込めないで話すのがコツ。安心して続けてください、あなたの話に同調していますよ、というメッセージを込めます。

 

 

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In summary

補遺

【沈黙】:ただ、うなずく

言葉を発せず、ほんの数秒、沈黙を保ちます。

相手の話を真剣に聞いているという、誠実な姿勢です。

言葉を発せずとも、聴く、受容することは極めて能動的な行為。

この行為は愛と言い換えてもいいと思います。

ポーズだけでは、すぐにボロが出てしまいます。