Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

そして、私たちの「居場所」について。

【ぼくを探しに】=人と比べちゃだめだからね。

 

  

 

 

 

 

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仕事がうまくいかいのは、自分のせい。彼女に嫌われたのは、自分のせい。もっと仕事ができたなら。もっとお金があったなら。私たちはついつい、欠けたものばかりを見つめてしまいます。でも、ほんの少し違う角度から自分を眺めてみると、素敵な自分を発見できることも。私たちは、最初から、全てを手に入れていたのかもしれません。 

 

Contents.

 

みんな欠けたものを抱えている

 物語は【だめな人と だめでない人のために】と、始まります。
 

ぼくはかけらを探してる

足りないかけらを探してる

ラッタッタ さあ行くぞ

足りないかけらを探しにね

 

自分に足りない何か【missing piece】を探すため、

主人公の「ぼく」は、転がりながら旅を続けていきます。

 

緩やかな線が下に1本引かれているのは、地面でしょうか。

欠けた部分に

ぴったり合うかけらを見つけたと思っても、

ほんとは合わなかったり、

ぴったりだと思っても、今度は自分らしさを失ったり。

 

生きるということは

うまいことばかりではないようです。

 

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ぐるっと回ってまたもとに戻る

自分のことが大好きという人でも、

自分が百点満点の人間だと信じている人はいないはず。

 

もっと自分を知りたい。

自分を知るために、いろんなことを学びたい。

旅に出て

何も知らない自分を俯瞰してみたい。

そうすることで、

もっと自分を好きになれるかもしれません。

 

何かが足りない

それでぼくは楽しくない

足りないかけらを探しに行く

ころがりながらぼくは歌う

 

「ぼくはかけらを探してる、

足りないかけらを探してる、

ラッタッタ さあ行くぞ、

足りないかけらを」

 

「ぼく」は、転がりながら、歌いながら、

足りないかけらを探す旅を続けます。

 

詩人の長田弘さんが

「子どもの本の森へ」(岩波書店)のなかで、

こんなことを述べています。

 

結局、ぴったりおさまっちゃうと、

それでおしまいになってしまうから、

『ぼく』は欠けた

『ぼく』のままでいないといけないと思う。

 

絵本は、物語にゴールがあって

そこに到達する

というんじゃなくて、

ぐるっとまわって最初にもどる。

けれども、最初と状況は

違わなくっても、

もうすでに自分は違う自分になっている。

  

自分探しという言葉を、

ずいぶん、簡単に使っていた若い時代がありました。

探しても探しても、

自分の在り処などわからないのです。

 

インドに渡り、ユーラシアを横断し、

ポルトガルのロカ岬で大西洋を眺めても、

何も見つかりませんでした。

 

娘が生まれ、なんとかかんとか成長して、

ある年の誕生日に、プレゼントされたのがこの1冊でした。

 

ほんとうは、

目の前に何もかも準備されていたことを知りました。

 

 

  

作【シェル・シルヴァスタイン】
シカゴ生まれ。作家、イラストレーター、歌を作りギターも弾く。カウボーイ・ハットを愛し、いつもジーンズ姿でいる自由人。『歩道の終るところ』(講談社刊)など作品各種。
訳【倉橋由美子】
作家。高知生まれ。明治大学卒。著作に『パルタイ』『スミヤキストQの冒険』など多数あり、翻訳はこれが初めて。

 

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In summary

その自分を赦してください。

絶対、人と比べちゃだめだからね。