Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

そして、私たちの「居場所」について。

ティク・ナット・ハンに学ぶ=【和解】。

  

 

 

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放っておくと身体も脳も心もずっと動いています。少し落ち着こうと、その場で座って、目を閉じ、呼吸を深くします。でも、3分、そうするのも難しいのです。ほんのわずかな時間、自分の呼吸を眺めてみる。そこから何かが始まります。

 

急いでどこに行くのか

目を閉じた途端に、あれも忘れていた、すぐにあれをしなきゃ、こうしなきゃと、心のなかは雑念だらけ。

不安になって数秒後に目を開け、立ち上がってしまうこともあります。

 

なぜ、急ぐのでしょうか。

どこに行こうというのでしょう。

 

わかりません。

 

 

 

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目を閉じるだけでは、脳は活動を止めることなく、エネルギーを消耗し続けます。

エネルギーの消耗を抑える方法は、睡眠と瞑想しかないことは、お釈迦様の時代のずっと以前、6000年以上も前から、ヨーガの修行者たちが知っていたことでした。

 

最近、瞑想という呼称ではなく「マインドフルネス」などの呼び方でも瞑想が注目を浴びています。

 

心が落ち着く、集中力がつく、想像力が増す。

さまざまな効能が述べられていますが、そんなにたくさんのことを期待するのも欲張りな気もします。

 

自分の意志で、脳の動きにストップを命じることができるだけで十分です。

 

ほんの少しだけでも、

やってみる。

そこから始まりました。

 

お金もかかりません。

 

ほんの少しから。

 

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いま・ここに「居る」こと

歩んできた道程のなかで「ここではない、どこか」に行けば、あるいは「私ではない誰か」になれば幸福に近づけると、信じていた時期がありました。

 

私は私であること、いまという時間だけがここにある、という当たり前のことに気づくことができなかったのです。

いまだって、できているかといえば、走ってばかりいる気がします。

 

ヨーガ講師の配偶者に教わった瞑想、呼吸法を、毎朝、アトリエで自分なりに15分ほどしています。

数週間教わっただけですので、ほとんど、自己流です。

 

配偶者に教わるのは恥ずかしいのもありますし、自分がうまくできないと、すぐに相手のせいにしてしまうので、いいことばかりではありません。

 

5年ほどになるでしょうか。

何かがよくなったとか、何かいいことが起きたということはありません。

洗顔、歯磨きに瞑想が加わっただけ。

目を閉じて、呼吸に意識を向けるだけです。

 

始めてみようと思ったのは、 ベトナム出身の僧侶・ティク・ナット・ハン(1926 - )のテレビ番組がきっかけでした。

 

アメリカとフランスを中心に、仏教の普及活動を行なっており、彼の提唱する瞑想法の一つ「マインドフルネス」はその後も何度か取り上げられ「これ、いいかも」と軽いノリで興味をもったのです。

 

何かを期待して始めたわけでもありません。

でも、何かが起きること、変わることに、ひそかな期待がありました。

 

ここまで継続して、何か効能があるとすれば、自分の意志で時間の流れに小さなピリオドを打てるようになったこと、たいていのことは「ここでいい、これでいい」と思えるようになったこと。

 

こんな程度のことしかありません。

 

 

 

 

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答えは自分が見たくないところに隠れている

子どもの頃を振り返ると、うっとりするほど懐かしく、きれいに澄んだ気持ちになれるのは、何の計算もなく、瞬間瞬間を生きていたからではないでしょうか。

 

自分と何かを比べることも、あまりしなかった気がします。

 

人生の大切な答えは、自分がいちばん目を向けたくない場所に、そっと隠れているものです。

 

だからといって、いますぐ、無理に探し出すことはありません。

できません。

この旅を続けていくうちに、いつか、きっと出会うことができるはずです。

そのときに、静かな気持ちでいるための、小さな訓練。

 

いま、この瞬間に意識を向けるだけ。

1、2分から。

10秒からだって、いいと思います。

 

「ま、いいじゃないの」

という気持ちになるだけで、すでに、幸せの只中にいるのだと思います。

 

 

 

『怒り』『怖れ』に続く、心(感情のエネルギー)を

変容させるマインドフルネスの実践。

内なる子ども(インナーチャイルド)を癒し、

人と、そして自分自身と、真の友人となる (サンガHP)

 

私たちが内なる子どもを抱擁するとき

それは両親や先祖の中の傷ついた子どもたちすべてを

抱擁しているのです。

自分の内なる子どもを癒せれば、

苦しみから解放されるだけでなく、

誰であろうと、自分を傷つけたり虐げたりした人が

解放されるのも手伝ってあげられます。

他者を虐げる人は、かつて虐げられたことのある

犠牲者だった場合が少なくないからです。

ティク・ナット・ハン(本文より)

 

 

    

 

  

 

 

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